サービス残業時間:=11~15時間
時間外労働の月平均:=11~20時間
ICカードの改善点:=病棟に設置してほしい

看護職
20-29 


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*労働組合からの返信

 病棟に出退勤ICカード端末機を設置するのは、サービス残業の温床となるので、どこの大学病院も基本的に設置しないようにしております。(労基署からの指導もあり)

 都内某大学病院の病棟で、病棟看護師が退勤時間になると、同じ病棟の退勤看護師全員のICカードを集め、全員分の退勤処理をして病棟に戻り、継続勤務をしていたという事件が発覚しました。そのことに対して退勤処理をしていた看護師は、違法なことをしているという認識も無かったようです。このような場合、違法なのはもちろんですが、事故など何か起きた場合に、本人は勤務していないことになっていますので、労災が認定されないとかその他様々な問題が起きることが想定されますので、ご自身のためにもこのようなことは行わないようにしてください。

 ご存じでしょうか?
出退勤ICカード端末機が基本的に更衣室付近に設置されている理由を。
それは、更衣時間も業務時間として扱われるからです。
 下記画像は厚生労働省の「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」からです。全文は厚労省サイトに掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000187488.pdf
 rouji

  また、サービス残業もあるようですが、これは労働基準法違反です。
 以下の何れかに該当しますでしょうか?
1,時間外を申請したが、付いていなかった。(これは団交で確認する限りないとのこと)
2,職場長に何時間以上付けるなといわれた。(団交で確認する限り、付けてくださいとのこと)
3,残業時間の自己申請自体をさせて貰えず、勝手にそうなっていた。(違法です)
4,付けられる雰囲気じゃ無いので、自ら遠慮等をして付けなかった。(付けてください)
 *1〜3に該当する場合は労働組合に相談して下さい。相談はこちら 

 今年4月より改正労働基準法が施行され、違反者には
労働基準法 第119条により、違反者には6ヶ月以下の懲役、又は、30万円以下の罰金が科されます。これは、法人1つに対して包括的な1刑罰では無く、その各労働者ごとに1日につき1罪になります。(最高裁判決)
例えば、サービス残業の人50人が50日分ありました。休暇をとらせなかった人が50人それぞれが10日分とします。この場合の罰金は50人×50日×30万円+50人×10日×30万円で、9億円+実際の未払い賃金分となります。
 おそらく師長さん達は、基本的に法律や労働法規等に無関心な方が多いようで、このような事実を知らないかと思われます。労働基準法違反者にはこのように師長さん自身も刑罰を受けることになりますので、師長さん自身の身を守るためにも、是非とも知っておいて欲しいと思います。(というより、日本は法治国家ですので、「そんなこといったってしょうがないじゃない」という女子医大の悪しき慣習より法律が優先するのは言うまでもありません。そのしょうがないような状態を放置して、責任を現場の看護師に押しつけるのが違法で、経営者の責任なのですから!)