抑圧するものと抑圧されるもの、このように本学の現状を表すことができると思います。このことは世界各地、そして日本でも起きていることが、現れているに過ぎない見方もあります。しかしながら、なぜ他の病院や大学で起きていないことが、本学で起きているのかを問うことも必要でしょう。人間らしい働き方が難しくなる現状を、抑圧するものがその考え方を変えることはありません。支配と被支配の構造を維持することが抑圧するものの考え方です。抑圧されているものが、現状に気づき、自覚し、身近な人と対話することが重要です。今の状況を脱するために、自分が抑圧する側にまわりたい気持ちが生じるかもしれませんが、決して抑圧する側にまわってはなりません。各自が異をとなえ、抑圧の支配構造に対して、一人ひとりが声をあげることが大切です。
 
性別:=男
年齢:=50-59
職種:=教育職